公園清掃

  • 2016.03.21
  • 3/20 公園清掃

  • 冬の寒さがようやく和らいできた3月20日、春分の日に保土ヶ谷駅前公園の清掃を行いました。

    大量の落ち葉をクマデでかき集め、清掃用のゴミ袋がいっぱいに。まもなく新緑の季節が来ることを予感させてくれました。

     

    さて、月に一回実施している保土ヶ谷駅前公園清掃では、毎回、ハマのトウダイ・メンバー(保土ヶ谷駅前公園愛護会)以外にゲストをお招きしています!

    第一回のゲストは保土ヶ谷区上星川で「よんコミュニケーション」という市民団体を立ち上げ、活動されている永井沙蓉さんです。

    ハマのトウダイとは、まちづくりを行う「ほどがや 人・まち・文化振興会」で知り合いました。

    一児のママである永井さんは、「家にこもりがちな子育て世代のママが、少しでも地域と繋がるきっかけを作りたい!」という思いで、「よんコミュニケーション」を立ち上げたそう。学生の時に、自分の発想で楽しく働ける社会起業家の存在に憧れ、15年かけて夢を実現したそうです。

     

    永井さんは今から5年前、ちょうど妊娠中で実家の仙台に帰省していたところ、東日本大震災時が起こって被災した…という希有な経験をされています。その経験を多くのママさん達と共有し、防災意識を高めてもらいたい、という思いから、昨年、乳幼児のいる家族を対象とした避難所疑似体験会を実施。公共施設に子供連れで実際に宿泊(!)し、体験者のママさんたちから貴重な意見を得ました。現在はそこで出た意見などを元に、小さな子供のいる家庭における市民防災活動に取り組んでおられます。

    今年4月からはさらに活動の幅を広げたいという思いから、長年「生きる力を育むための食育」に力を入れているNPO法人「ぎんがむら」のスタッフとなったそうです。

    「もともと『乳幼児親子』を切り口に活動を始めましたが、災害時に備えるには持病がある方、発達に気がかりがある方、外国人の方などもっと広い視野で物事を捉え対策を考えていく必要があると感じました。 このような経緯から、NPO法人ぎんがむらにて、「ぎんがむらコミュニティラボ」プロジェクトを立ち上げ、防災・食育・気がかりがあるお子さん・多文化のセクションをつくり、得意分野を活かして災害時に連携するカタチを模索しています。 多くの方のお力を借りながら、日常での連携から災害時に支え合う仕組みを構築していきたいです」と語ってくれました。

    ハマのトウダイが取り組む、防災、子育て、といったキーワードにシンパシーを感じているそう!  今回の公園清掃についても、「朝の時間をつかって、町づくりに貢献できるのがいいですね。休日の朝なら、子供連れのママでも、会社員のパパでも参加できそうです。一緒に参加した娘は遊ぶのに夢中でしたが」との感想をいただきました。