パークキャラバン
- 2015.07.06
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公園をもっとクリエイティブな空間に! 第一回パークキャラバン in 保土ヶ谷駅前公園
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公園に人工芝を敷き、そこにテントやテーブルを並べてアウトドアフィールドに仕立てる。パークキャラバンは「公園を今よりもっと素敵な場所に!」を合言葉に、ハマのトウダイが今年から始めた小さなアクションです。その第一回目は、保土ヶ谷駅前公園にて2015年7月4日(土)〜5日(日)に開催されました。
私たちがまず実施したのは、200平方メートルの人工芝を購入し、それを公園の地面に敷くこと。それだけで裸足で走り回ったり、寝転がれるようになりました。続いて、アウトドア用品メーカー、スノーピークから協賛を受けたテントやテーブルなどを人工芝の上に設置。たったそれだけのことで、いつもの公園が、アウトドア空間へと変身したのです!
「普段から見慣れている場所だからこそ、少し風景を変えるだけで興味を惹くことができる。まずは地元の公園に関心を持ってもらうことから始めよう!」がパークキャラバン発想の原点。誰もが参加しやすい雰囲気を作るために、イベント告知のポスターや横断幕などのデザイン、会場の演出にもこだわりました。
パークキャラバンのプログラムは地域属性や時期、地域住民の要望などに合わせてフレキシブルに変わります。保土ヶ谷駅前公園では、子供たちが考え、デジタルファブリケーションの技術を駆使して作ったオリジナル遊具のお披露目会や、横浜国立大学の学生たちによる可変式屋台「ホドワゴン」を展開。第一回目のトライアルだったこともあり、コンパクトな内容に収めましたが、アットホームで手づくり感のあるプログラムとなりました。
ところでパークキャラバンが掲げるもうひとつのテーマに「防災」が挙げられます。今回も設営したテントでの宿泊体験を実施しましたが、当日の天候は梅雨まっただ中らしく“土砂降り”。実際の被災時にはこうした悪天候に見舞われることおあり得るわけで…。スタッフ自身、とても貴重な体験ができました!
そうした直接的な防災体験はもちろん、アウトドアを体験できる機会を提供し、地域住民どうしが触れ合うイベントを開催すること自体が、減災に繋がるのでは? というのがパークキャラバンのコンセプト。今後も、地域に暮らす皆さんの声をリサーチしつつ、地域にフィットするイベントを目指して精力的に展開して参ります!
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